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メールマガジン「ベトナム株情報」 VOL.20
2009.4.07
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■■お知らせ■■■
「株価は底打ち！？」
外部環境も改善されていますので、これでいよいよ［底打ち］といったところでしょうか。
VNインデックスは、3月半ばから既に20％程度は上昇していましたが、この2営業日は、
売買高が爆発的に増加し、記録的な商いとなり、高値での全面高が続いています。
一気に200日移動平均線を試しに行きそうな勢いです。
調整は今後も入ってくるかもしれませんが、いかなる時でも新鮮な情報は、証券投資
には欠かせませんね。是非ともこの機会に、「ベトナム株情報」でいいネタを仕入れて
ください！
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ボードが「ベトナム株情報」でご覧いただけるようになりました。日別検索・業種別表示
も可能です。
こちらのURLからどうぞ。
http://sanotc.com.vn/LivePrices/jp/Default.aspx?hl=vi
［ご注意！］
・OTC（未上場）株価は参考株価であり、実際の取引株価を示しているものではござい
ません。
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さて、今週のお届け内容はこちら！！
■■CONTENTS■■■
01. 第1四半期 困難を乗り越える上場企業
02. カテゴリー別 週間☆アクセスナンバーワン！ニュース
（3月30日～4月5日）
セレクト＜見る素材＞
金融情報
経済一般
03. 噂のうわさ話
NTL(トゥリエム都市開発)の巻！
04. サイゴン・街角風景
「水上ガソリンスタンド」
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01. 第1四半期 困難を乗り越える上場企業
世界経済の困難は2009年第1四半期にベトナム企業にどのように影響しているのか、
また2009年の展望はどうなるのか。雑誌「証券投資」では、いくつかの上場企業に意
見を聞いてみた。
2009年度定時株主総会では、2009年の税引前利益見通しは1兆6,000億ドン(約90
億4,000万円)と決議しています。この数字を達成するためにも、STBはリスク管理を厳
しく行い、貸付事業を強化していく考えです。何といっても銀行業の場合、収益性が最
も高いのは貸付事情ですから。貸付残高を50兆ドン、前年比50％増を目指していくつ
もりです。
3月31日までに、貸付残高は39兆3,380億ドン(約2,222億4,900万円)、預金総額は
2008年末より17％増の62兆1,400億ドン (約3,510億7,300万円)、銀行本体の税引
前利益は3,400億ドン(約19億2,100万円)(子会社の利益を含まず、しかし引当金など
は計上済み)に達しています。一方、第2四半期・第3四半期の業績は好転すると予
想されています。特に貸付業務が最も活発となる第4四半期には、経済も回復すると
予想されるため、業績の伸びが一段と加速する可能性があります。
経理部では2009年第1四半期の財務諸表を準備していますが、全体的に見れば、
順調だったことよりも、厳しかったことの方がが多かったと思います。ただ、年初2ヶ月
では試練に直面しましたが、3月に入ってからはそれも減少して来ています。
厳しかったのは、建設需要が低迷したことでダラット市周辺で投入される生コンクリー
トや建設用石材の消費が落ち込み、減少したことや、工業用タイル輸出は需要減と激
しい価格競争という二重苦に苛まれました。
こうした困難を解決するために、コスト削減で販売価格を引き下げ、競争力を高めま
した。輸出事業では、需要が大きく、販売しやすい製品の割合を増加させ、効率の悪
い、或いは競合の多い製品は生産を縮小するという調整を行いました。同時に新製品
を投入しました。
幸運だったことは、数年前にカオリン生産工場、ブリック生産工場、石材開拓地など
を稼動していたことです。更に長期的にそうした工場への原材料を確保するために、ラ
ムドン市バオロックでのカオリン開拓、ラムドン市ジリンでのベントナイト開拓、ラムドン
市ドンズオンでのブリック用粘土開拓への投資を実施しています。2009年には、こう
した案件への投資を更に拡大させるつもりです。
2009年3月までの石炭開拓高は84万2,218立米であり、売上高は第1四半期計画の
116％となる3,850億ドン(約21億7,500万円)、利益は100億ドン(約5,600万円)(年間計
画：340億ドン、約1億9,200万円)に達しました。石炭の消費は経済危機によって悪影
響が出ていますが、TC6の成長スピードは良好だと言えるでしょう。
ベトナム石炭鉱産グループ(Tap doan Than Khoang san Viet Nam-TKV)が、TC6の
石炭を買い取っています。これが経営を安定させています。2009年第1四半期の業績
から見れば、年間計画の達成も十分可能だと思います。
今年4月末に株主総会を実施します。主な議事内容は、設備投資に2,000億ドン(約
11億3,000万円)を投入することについてです。借入金と自己資金の割合は、投資総額
の75％・25％になると思います。証券市場が厳しい状況ですから、市場からの資金調
達は今のところ計画していません。
2009年第1四半期の売上高は880億ドン(約4億9,700万円)、税引前利益は80億ドン
(約4,500万円)となる見通しです。また、年間売上高と税引前利益は、それぞれ3,700
億ドン(約20億9,100万円)・330億ドン(約1億8,600万円)、配当は額面比12％と計画し
ています。輸出市場の動きは予想し難いところがありますが、GMCでは200 9年11月
までの契約を締結していますので、2009年の計画も達成できる可能性は高いと思い
ます。
またホーチミン市場で上場し続けるために、増資案を提出していました。しかし、GMC
は証券市場の低迷から、有償増資を取り止め、代わりに2008年のおよそ600億ドン(約
3億3,900万円)の資本剰余金を財源として、5対3.8による既存株主への無償増資を行
い、820億ドン(約4億6,300万円)へ増資しようと考えています。この増資案は4月11日
に開催される株主総会に上程されます。
Su Kien Va Binh Luan, DTCK, 3/4/2009
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02.カテゴリー別 週間☆アクセスナンバーワン！ニュース
（3月30日～4月5日）
このコーナーでは、前週のベトナム株情（
http://www.viet-kabu.com）カテゴリー別アク
セス数No.1の記事を皆様にご紹介いたします。
ほかの読者はいったいどのような記事を読んでいるのか・・・？気になるところですね。
それでは、さっそくまいりましょう～。
セレクト＜読む素材＞
HSBC、ベトナムの経済政策は効果を発揮
[2009/04/04 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news_d/vietselect/090404011944.html
ベトナムのGDP成長率は2009年末に6％レベルに達するかもしれない。香港上海銀行
(HSBC)の経済専門家であるPrakriti Sofat氏はベトナム経済についての見解を示した。
政策変更
これまで6ヶ月で、政府は重要な経済政策を転換した。現在では、景気刺激策、及び経
済後退抑制策を重視している。基準金利は7％に、預金準備率は3％に引き下げられてい
る。総額60億ドル(GDPの7％に相当)経済成長刺激策が展開されている。また、ドルに対
してベトナムドン為替レートは10％程度切り下げられた。
経済政策が効果を発揮
2009年度第1四半期のGDP成長率は10年間で最も低い3％程度に留まったが、世界経
済が後退している中、ベトナムのような輸出がGDPの70％を占めている国にとっては、大
きな成功であると評価されている。
輸出活動が縮小しているため、経済成長は当然停滞する。しかし、インフレ上昇率が下
落しているために国内消費活動は順調である。建設分野でも回復が伺える。いくつかの停
止されていた建設投資案件は再び開始されている。政府もプロジェクトの進捗を加速しよう
としている。
予想
国家中央銀行は3月24日から、ベトナムドン・米ドル為替レートの変動率をプラス・マイナス
3％から5％へ変更したが、適用初日に国家中央銀行が公表した銀行間為替レートは1ドル
16,980ドンであった。
世界市場でのゴム消費需要が急速に回復していることで、収穫期ではないゴムを十分に
供給できずに、ゴム価格が上昇している。ゴム輸出企業が得られる利益は1トンあたり200
～300ドルと見られる。
ベトナム現地投資家のうわさ話・NTL(トゥリエム都市開発)の巻！
（2009年3月13日配信のベトナム株通信第654号より）
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株主総会が終わり、業績見通しと高配が好感され、すっかりギアチェンジが完了、
といったところでしょうか。
株主総会開催前の3月13日発行のベトナム株通信654号には、こんな噂もありま
した。
国道32号線は拡張され、不動産市場が幾分回復しているというのは、NTLにとって
良い話しである。ハノイ市に建設されるホアン・クオック・ベト通りは、NTLが投資する
都市区を横断しているため、これもNTLには有利に働く。
トゥドゥック住宅開発(TDH)と
ソンダ工業団地(SJS)との比較は次の通りである。
株価収益率(PER)
・NTL：株価2万7,500ドン、PER4.6倍
・TDH：株価3万400ドン、PER5.12倍(2008年第1次株式配当（100対15）による株価調整済み)
・SJS：株価4万7,400ドン、PER10.8倍
株主資本利益率(ROE)
・NTL：33.2％
・TDH：18.7％
・SJS：14.1％
04.サイゴン・街角風景
毎週、ベトナムのほのぼの写真をお届けいたします。
今週は「水上ガソリンスタンド」です。
サイゴンの喧騒から離れ、ツアーバスに乗って日帰りの
メコン川クルーズに行ってきた。
メコン川は、遥かチベット高原に源流を発し中国・ミャンマ
ー・ラオス・タイ・カンボジアを経て、ベトナムで東シナ海
に合流する4,023kmもの長さの国際河川。
ベトナムは母なる大河の終着地点なのである。
雄大な川の流れに乗って、豊かな自然の景観の中を
ゆったり船を滑らせていけば、捕れた魚を川岸に下ろす
漁師たちや日用品・食品の販売する人々の姿が見える。
また、小さな船を住まいとしている水上生活者のシンプル
な暮らしぶりは人間本来の「生きる」という姿を教えてくれ
ているような気がする。
写真は、ペトロリメックスのロゴマークが見えるメコン川の
水上ガソリンスタンド。
(photo by C*M)
今回は、ここまでです。
最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
今後とも、「ベトナム株情報」を宜しくお願いいたします。
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※このメールの内容は、（提供された）お客様限りでご利用ください。メールの内容の
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